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富士登山に行ってきました。

いつか行けたらいいなと考えていた富士山ですが、登山シーズン中にたまたま2日間空きができたので行ってきました。
備忘録も兼ねてブログに残しておきたいと思います。

五合目登山口へ

今回は富士宮ルートで登り、翌朝山頂でご来光を見て御殿場ルートで下りるという工程です。
JR富士宮駅からバスを利用して五合目の登山口へ向かいました。
駅からは今から登る富士山が見えていて、気持ちが高まります。

登山開始

五合目で持参した朝食を摂り、40分ほどのんびりして高度順応を行いました。
10:20、富士登山開始、九合目の山小屋を目指します。
この日は天気が良く、歩いていると少し暑かったです。

高山病対策として、とにかくゆっくり登ることを意識して足を進めました。
富士宮ルートは特に高山病になりやすいようです。

  • 10:48 六合目到着
  • 12:11 新七合目到着
  • 12:58 元祖七合目到着
  • 14:15 八合目到着
  • 14:50 九合目到着

15:30〜16:00頃を目処に山小屋に到着すればいいと考えていたのですが、意外と早く到着しました。

この日はなんと登山家の三浦雄一郎さんも富士登山をされていたみたいで、山小屋の前でみなさん記念撮影をされていました。
御年90歳というから驚きです。
私もお願いして2ショット写真を撮っていただきました。

山小屋は上下2段のドミトリータイプで、1区画4人で使用するのが一般的なようです。
今回は3人での利用だったのでマシでしたが、4人だと相当手狭に感じると思います。

ご一緒させていただいたのは、73歳と79歳のおじいちゃん2人でした。
みなさん富士山に登られるだけあって、本当に若いですね。

夕食はカレーでした。
なんの変哲もないカレーですが、富士山で食べると美味しく感じます。
食堂でおしゃべりした夫婦は、40年前に山頂の鳥居で出会ったのがきっかけでご結婚されたそうです。
なんと素敵な話でしょうか。
私もそんな運命的な出会いをしてみたいです。

いざ山頂へ

19時頃に少し寝れたらいいなと思って床につきましたが、意外とぐっすり寝れました。
やはり疲れていたからでしょうか。
2時過ぎに起床して、山小屋で配られるお弁当をいただきました。
ストレッチや準備をして、3:10頃山頂に向けて出発しました。

この日は13年ぶりのスーパーブルームーンだったので、月明かりのせいか星はあまり見れませんでした。
しかし満月を富士山から眺められるとはなんとも乙なものです。

九合五勺を過ぎたあたりから少し渋滞が発生していました。
岩場が続き結構な段差もあるので、ゆっくり進みます。

4:30、日本最高峰の剣ヶ峰に到着しました。
日の出は5:14の予定ですが、東の空は若干明るくなってきていました。

5時頃には空が赤みを帯びて、すでに幻想的な雰囲気です。
気温は5℃前後で冷たい風が吹き付けるので、レインウェアなどで防寒対策をしないと厳しいです。
そしていよいよ日の出の時間。

満月からのご来光。
なんとパワーに満ちた1日でしょうか。
朝日を浴びた後お鉢巡りへと出発します。
道中影富士を見ることができました。

山頂は強烈な風が吹き荒れていたので、砂埃が目や鼻に入って大変でした。
6:00にお鉢巡りを終え、浅間大社奥宮を参拝しました。
その場で引いた御神籤は大吉で、これまた縁起の良さについ笑みがこぼれます。

下山

参拝後、御殿場ルートで下山を開始しました。
このルートは五合目からの距離が一番長く、登山に使う人はほとんどいないようです。
そのせいか山小屋もあまりありません。
トイレは山頂で済ませてから下山を開始したほうがいいでしょう。

七合目から登山道と下山道が分岐し、大砂走りというルートを使用します。
ここは足元が柔らかな砂地で、そのクッション性を活かして走ることも可能です。
歩幅も大きく取れるので下山速度は速いですが、途中休憩スポットもなく、道が単調な直線なので飽きてしまいました。

五合目のバス停から11:55発のバスに乗る予定でしたが、このままでは9時半頃に到着しそうだと途中で気づきました。
なので、途中少し道を逸れて宝永山に向かいました。
山頂で少し休憩しようと思いましたが、風が強すぎて断念。
再び下山を開始しました。

結局バス停直前の山小屋に9:30頃到着し、少し休憩してからバス停へと向かいました。
のんびりバスを待とうと考えていましたが、すでに待たれていた3名の方とタクシーで相乗りして御殿場駅へと向かいました。
そして12時頃、無事に帰宅。

感想

雄大な景色、満月、ご来光を堪能できたので感無量です。
「やりたいことリスト」が1つ達成されました。

普段特に運動するわけでもない31歳の男が弾丸で決行した富士登山でしたが、意外と簡単に登ることができました。
心配していた高山病も発症せずよかったです。

正直な気持ちとしては、富士山は一度登ってしまえばもう満足です。
次登山をするなら、木々に囲まれた緑の中をのんびり歩きたいと思いました。
山小屋で2000回以上富士登頂されている方と出会ったので、私はまだ富士山の魅力に気づけていないだけなのかもしれませんが。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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